抜け毛, 髪, 健康, 悩み, 生活, ヘアケア

髪は抜けるもの。でも……

 普通でも、髪の毛は1日に100本ぐらい抜けるそうです。ですから、かえってストレスになることもあるので、抜け毛を気にしすぎるのもよくないとか。

 でも、「ちょっと最近、抜け毛が気になるなぁ」と感じるときは、まずその抜け毛をよく観察してみましょう。

 何だか、短い毛や、いつもより細い毛が抜けているようでしたら、髪の毛が成長しきれないうちに抜けている可能性があります。

 髪の毛は、だいたい2年〜8年のサイクルで抜け替わるそうです。その間、髪の毛は伸びつつ太くなって、育っていきます。

 髪の毛が短いうち、あるいは細いうちに抜けるということは、成長する期間が短縮してきている兆しの恐れがあるのです。

 歳をとるうちに、個人差の程度はあれ、髪の毛は薄くなったり数が減少したりします。体力もそうですが、成長し歳を重ねるということは、自分の身体の管理や調整に自覚を持たなければならないのです。

 抜け毛が気になりだしたのは、ヘアケアをはじめとして自分の身体に意識を向ける時期が来ていることを、教えてくれているのかもしれません。

毎日の生活が、やっぱり大切

 髪の毛も身体の一部であるので、生活習慣や食生活は髪の毛にも影響します。

 脂分の多い食生活や喫煙、不規則な生活リズムなど、身体に悪いといわれるものは、やはり髪の毛にも悪いのです。

 毎日の生活で、たやすく髪の毛と関係が納得できるものといえば、洗髪でしょう。その頻度は、人によりけりではあるでしょうが、シャンプーは頻繁におこなわれる髪の毛、頭皮の手入れです。あまりに慣れた行為なので、つい深く考えず、おざなりに成りがちです。ゴシゴシと強くこするのは、抜け毛が気になりだした頭には悪影響を与えます。まずは、日々の手入れたるシャンプーに注意を向けましょう。

 今では、脱毛用や髪の毛へのダメージを考えた製品も多数販売されています。そうした製品を選んで、買うようにしましょう。

 そして、シャンプーをする時の注意です。「汚れを落とす」というイメージが、ついつい手洗いなどのイメージにだぶってしまい、力を込めてゴシゴシと洗ってしまうことがありますが、これは髪の毛を痛めることになりこそすれ、毛穴の汚れはあまり落ちません。

 フケやアブラなどの頭皮の汚れは、シャンプーに溶け込むことによって、流し落とされるものなのです。せわしなくこするより、ゆっくりとシャンプーに汚れが溶け込ませるというイメージで洗髪するといいと思います。

 指の腹でマッサージするように、汚れをこすり落とすのではなく、汚れをシャンプーに混ぜ込ませているというイメージです。

 洗髪後は、しっかりとシャンプーを洗い流すことも重要です。シャンプーの成分が残っていると、頭皮によくない影響をあたえることもあります。

 シャワーの勢いを強くしたり、いつもよりすすぐ時間を長くしたり、を心がけましょう。

納得するのは自分

 男性の場合、加齢による男性型脱毛症の悩みが多いと思われます。これにはある体内物質の増加が影響していることがわかっていますし、その増加を抑制する薬もあります。もちろん効果には人により程度の差はあるでしょうが。

 発毛をうながす薬もあますので、治療を受けたり、手入れ次第では、髪の毛が生えなくなるということは防ぐことができるでしょう。

 しかし、以前とまったく同じようになるということは無理でしょう。

 年をとれば、たいていの人は、髪の毛が、薄くなってきます。

 女性でも、ホルモンバランスの崩れる更年期から、脱毛や薄毛に悩む人が多くなってきます。

 男性型脱毛症にはいくらかのパターンがありますが、前髪がさみしくなってきたり、頭頂が薄くなってきたりします。すると、髪の毛をのばして薄くなった部分をカバーしようとしがちですが、かえって目立つ場合があります。

 髪の毛が薄くなってきた場合、短髪にした方が目立たなくなる場合が少なくありません。思い切って、髪型を変えてみるというのも良いと思います。

 人は年をとるとともに、成長していきます。成長の過程で、変化も現れます。その変化を受け入れることも大切だと考えます。

 手入れや薬により、脱毛を抑制したり発毛をうながしたりすることはある程度はできます。しかし、昔のようにはもどりません。発毛剤もやめたら発毛がとまることもあり、どの段階でやめるのかという線引きも必要になってきます。

 自分は、どの程度なら納得できるのか。

 決断するのは、もちろん自分次第ということになります。